2024年春から札幌の道新文化センターで「心と体を楽にする心理学」の講座を開いています。傾聴とフォーカシングが中心です。
 講師は、フォーカシングコーディネーターの上村英生とフォーカシングトレーナーの泉屋昌平です。
 この講座は2019年度から「フォーカシング入門」の名前で開いてきました。会場が、大通西3丁目の道新ビルから、北1東1のアルファセンタービルに移転したことに伴い、フォーカシングを知らない人にも興味をもってもらえるように講座名を変えました。現在、2024年度秋スタートの講座を開講中です。2025年度の予定は次の通りです。
 問い合わせは、札幌道新文化センター札幌教室 電話011・241・0123へ。

【感じていることを話す】 私たちは、考えにとらわれ、感じていることを軽視しがちです。安全で信頼できる関わりの中で、感じていることを語り聴いてもらうと、心と体が楽になります。カウンセリングの研究から生まれたフォーカシングを学びます。
 【講座内容】 フォーカシングは、言葉になる前の何か意味のありそうな感じと一緒にいる時間をとることです。モヤモヤした状態から新たな気づきが得られます。ふに落ちる感じです。心理学者で哲学者のユージン・ジェンドリンが発見しました。カウンセリングでは必要不可欠なもので、人生の改善や心の健康、各種の創作に応用できます。
 本講座では、フォーカシングと傾聴を体験しながら身につけ、人生への応用にも取り組みます。
【カリキュラム】例
① フォーカシングとは。ポストカードフォーカシング
②「からだの感じ」。らかったこと、幸せと感じたこと。好きな人、嫌いな人
③ こころの整理方法、こころの天気
④ フォーカシングの手引き~ジェンドリンの簡便法
⑤ 傾聴の手引き、シカゴスタイルの練習
⑥ 夢のフォーカシング
⑦ 生きざまを動物の仕草にたとえる、なぞかけフォーカシング
⑧ マインドフルネス、漢字フォーカシング
⑨ 体の不調への健康法のフォーカシング
⑩ 2人の深くて癒やされる関係づくり(インタラクティブ・フォーカシング)
⑪ 俳句とフォーカシング
⑫ 気持ちの伝わる文章表現
【曜日・時間】第2・4火曜日10時30分~12時00分【定員】10名
【受講料金】4月~6月(6回) 13,200円 7月~9月(6回) 13,200円 
【持参品・教材費ほか】【持参品】筆記用具 【備考】【期間】6ヵ月 ※治療を目的とした内容ではありません。


 

講師の泉屋昌平(左)と上村英生