戦禍の記憶 戦後60年の2005年、北海道新聞が1月から8月まで連載した「戦禍の記憶」を1冊にまとめた。上村は、読者の体験記から掲載分を選び、体験記の筆者に会って記事を書いた。取材班のキャップとして、道内各地の記者が同様に書いた記事をとりまとめた。北海道留萌管内小平町出身で戦時中、通訳として大阪の捕虜収容所で働いた人が、B級戦犯になり、処刑されるまでを上村が調べて連載記事に加えた「戦犯になった通訳」も収めた。北海道新聞社刊、2005年

戦禍の記憶

フォーカシング・ニューマニュアル~フォーカシングを学ぶ人とコンパニオンのために
(アン・ワイザー・コーネル、バーバラ・マクギャバン著、大澤美枝子、上村英生訳)この本を米国カリフォルニア州アシロマでのフォーカシング国際会議で入手した上村が下訳し、大澤美枝子さんに訳の修正を受けた。
アンは、この本の冒頭でプレゼンス(presence)」を「私たちの注意が必要などんなものとでもいっしょにいられる自分の内側の状態」と定義する。私たちが内側の世界を探求するとき、ゆとりがあって安全だと感じた体験を思い出すよう誘いかける。自分が内側の何かに優しく接する態度を目指している。コスモス・ライブラリー、2005年

フォオーカシング・ニューマニュアル

倉本聰 ドラマ人生 テレビドラマや映画の脚本家として知られる富良野在住の倉本聰さんに、1年半かけてロングインタビューし、新聞に連載するとともに、本にまとめた。当時、北海道新聞富良野支局長だった上村が本の大半を執筆した。北海道新聞社刊、2013年

・北海道新聞の記事・コラム(フォーカシング関連)
 「心の声を聴く:フォーカシングとは」、朝刊、2002年5月29日p29、5月30日P25
 「フォーカシングの創始者ユージン・ジェンドリン」、朝刊、2005年11月27日P3
 「心の中のゲスト」、夕刊、2007年12月25日P1

・日本フォーカシング協会ニュースレター掲載記事
 「カイ・ネルソンに聞く」、2004年春号P14~15
 「心の実感で紛争調停」、2005年冬号p11