「フォーカシング入門」開講
札幌の道新文化センターで、「フォーカシング入門」の春講座がきょう、スタートしました。
今期は5人が受講し、私と泉屋昌平さんがフォーカシング体験のガイド役になります。新型コロナ感染対策で、広い教室を用意してもらえ、パワーポイントを映す設備も最新で、新鮮な気分でした。
初めに、フォーカシングとは何かを、ジェンドリンや妻のメアリー・ジェンドリンに私が会って話を聴いたときに、語ってくれた言葉を紹介しながら説明しました。まだ、うまく言葉にならないけど、感じられる意味がありそうな何かと一緒にいる時間を過ごすことが、フォーカシングです。
幸せだったこと
実習の手始めに「今日の幸せだったこと、つらかったこと」を聴きました。どちらも、ささいなことでいいのです。それを紙に書いて、「つらかったこと」は見せずに、「幸せだったこと」だけ語るのです。私自身は、昨夜から雪が降って、今朝、地面が少し白くなっていたので、夏タイヤに替えた車で来られるか不安だったけど、朝8時すぎには道路が大丈夫になっていて、うれしかったことを話しました。それ以上に幸せだったのは、新たな受講生の方々の意欲に触れながら、フォーカシングを学びあえることで、幸せを感じながらの1時間半だったと、振り返っています。