「これからの幸せ」法然フォーラム
浄土宗開宗850年を記念した法然フォーラム「これからの幸せ」が10月31日、札幌の道新ホールで開かれました。
漫画家のヤマザキマリさんが講演。「5歳の時、このホールのステージでピアノを弾き、母が怖い顔をして見ていた」と、札幌交響楽団のビオラ奏者だった母親との思い出から語りました。イタリアに留学し、未婚の母となって戻ってきた時には、道新文化センターでイタリア語を教えていたそうです。他人と価値観の違いを認め合い、自分は今のままでで良いという生き方が幸せではないかと説きました。
落語家の立川談慶さん、全国浄土宗青年会理事長(余市町)の寺井孝導さん、浄土宗総合研究所の戸松義晴さん、漫才師の笑い飯哲夫さんを交えて座談会に入りました。この中で、「幸せは微笑む2人の間にある」「基準を下げると幸せになれる」など興味深い話が続きました。