コロナに家族が感染した時の対応

 家族が感染して私も濃厚接触者になり、わかったことを書きます。札幌市の場合です。
 まず、異常があったら、自己検査キットで早めに確かめたほうがいいです。検査キットは自宅近くのドラッグストアでは、毎朝入荷したらすぐになくなると言われ、買えませんでした。調剤薬局のある別のドラッグストアで1人2個以内の限定で買えました。これを使うと、40分ぐらいで陽性か陰性かほぼわかります。ふだんから備えておきたいですね。
 陽性の場合、市のホームページのコロナトップページから、受診できる発熱外来を探し、電話で予約をとります。土曜だったので、やっているクリニックが少なくて、すべて断られ、日曜にやっと予約がとれました。
 発熱外来を受診して、PCR検査を受け、陽性という結果の電話が来たのは翌日の月曜。さらに、保健所から患者に電話が来たのは、水曜日でした。発症から数えると、6日経っていました。保健所による健康観察や調査は、オミクロン株による感染者数の高止まりに追いついていないのが実情です。
 感染者を個室に隔離して、家族もマスク、手袋などをして感染防止に努める生活に入りました。濃厚接触者については、クリニックから渡された紙に7日間は自宅待機とされていました=写真=。市のホームページでは感染者の同居家族は、発症か、家庭内で患者の感染対策をとった日のいずれか遅い方をゼロ日として、7日間とありました。
 3回目接種の遅れという政策のミスが、感染者数のピークを過ぎたとは言え、減少カーブが緩く、医療や保健機関をひっぱくさせていると言えるでしょう。希望する国民ができるだけ早く、3回目受けて受けて、安心して暮らせる日々を取り戻したいです。