暗在性哲学の講義と討論会

ジェンドリンの暗在性哲学の講義と討論会が4月29日、オンラインZoomで開かれました。TAE研究会の主催です。
講師の得丸さと子さんの話のうち、印象深かったことをメモ書きします。
・ジェンドリンのTAE(エッジで考える)の14ステップは3つのパートに分かれる。①は言語②はパターン③はコンセプト。②のステップ9までやれば、多くの人にとって終了してもよい。それを詩でも理論でも、どんな形にしてもいい。ジェンドリンはステップ14までやるのに何年もかかるという。
・理論は私たちの経験と離れたところでつくられる危険性がある。理論・科学とフェルトセンス(からだ)の間を行ったり来たりする実践をジェンドリンは、私たちに期待している。ポストモダンの現代には、むなしさがある。からだという人間が生まれつきもっている能力を起点として、しっかり生きていく。人間のからだは似ているので、普遍的なやり方に近づいていく。もっとリアルに生き生きできるようになる。からだからくる、より正しい方向がリアルな生き方。