9月に癒やし感あるWS

札幌フォーカシングプロジェクトは9月9日(土)と10日(日)、札幌市社会福祉総合センターでインタラクティブ・フォーカシングのワークショップを開きます。参加者を募集しています。
 講師は、和洋女子大心理学科の酒井久実代教授=アイキャッチ写真=です。北海道教育大の助教授を務めた経験もあり、北海道と縁があります。
 申し込みはこちらへ。
 インタラクティブ・フォーカシングは、2人の相互作用を重視した練習法です。「二重の共感」や「関係の確かめ」の時を持つことで、癒やされた感じや深い人間関係を体験できることがあります。米国人のジャネット・クラインとメアリー・マクガイアが開発し、フォーカシングの基本練習に最適とも言われています。詳細は以下の通りです。

◇日程
 2023年9月9日(土)午前10時から午後5時半まで(午前中は講義と質疑、午後からワーク)
 9月10日(日)午前10時から午後4時半まで(初日の振り返りの後、午前・午後ともワーク)

◇内容 カウンセリングによって、人の気持ちや物事の捉え方が変化するときに生じている心理的プロセスを、ジェンドリンはフォーカシング・プロセスとして概念化しました。本ワークショップでは、フォーカシングの基にある体験過程理論についての講義と、フォーカシング・プロセスが生じるような傾聴のしかたについてのワークを行います。また、相互作用を重視したインタラクティブ・フォーカシングを取り入れたワークを行い、共感力を高めることを目指します。
※インタラクティブ・フォーカシングとは、フォーカシングのセッションに、二重の共感の時、相互作用的応答、関係の確かめを加えたものです。
◇会場 札幌市社会福祉総合センター3階第3会議室(札幌市中央区大通西19丁目1番1号)
◇講師 酒井久実代(さかい くみよ)和洋女子大心理学科教授 臨床心理士、公認心理師、TIFI(国際フォーカシング研究所)認定フォーカシング・トレーナー
◇参加費 2日間で8000円、どちらか1日のみ5000円
日本フォーカシング協会メンバーはそれぞれ7800円、4800円
◇定員 25名
◇申し込み締め切り 9月2日(土)

インタラクティブ・フォーカシングの創始者ジャネット・クライン(右)とメアリーマクガイア(中央)、左は仙台のワークショップで通訳した日笠摩子さん